GNOMEなどのデスクトップアイコンをクリックするか、コマンドラインから単にテオアイズを実行すると、以下のようなタイトル画像が表示されます。
このタイトル画像はテオアイズの標準で設定されている画像です。ユーザの好みに合わせて好きなタイトル画像を設定することが可能です。
ファイル名を指定してテオアイズを起動する場合、ファイル名の指定の仕方が次に示す二通りあります。
以下のように、表示したい画像ファイル名を列挙して起動します.
% teoeyes image.teo abc.jpg
image01.teoからimage10.teoまでの連続した10枚の画像を表示したい場合には、以下のように-sオプションを指定し、ファイルフォーマット、開始番号、終了番号、ステップ数を与えて起動します。
% teoeyes -s image%02d.teo 1 10 1
テオアイズを起動する際に指定可能なオプションを以下にまとめます。
オプション | 説明 |
---|---|
-l | 起動時に指定されたすべての画像データをメモリに読み込みます。 |
-Nl | -lオプションをキャンセルします。 |
-c | 新しい画像を表示する時に、現在表示中の画像データをメモリから解放します。このオプションにより使用するメモリを節約することができますが、画像切替え時の速度が低下します。 |
-Nc | -cオプションをキャンセルします。 |
-N | 画素値の最小値と最大値を調べ、その範囲で画素値を正規化して表示します。 |
-NN | -Nオプションをキャンセルします。 |
-n #1 #2 | 画素値を[#1:#2]の範囲で正規化して表示します。 |
-f #1 | マルチフレームTEO画像の第#1フレームを表示します。先頭のフレームのフレーム番号は0です。 |
-s header #1 #2 #3 | 連続した番号のついた複数の画像を表示します。 header: 画像ファイルヘッダ, #1 : 開始番号, #2 : 終了番号, #3 : ステップ数 |
-root #1 | 指定した画像を壁紙にセットします。#1 = 1の時、画像をタイル状にセット、#1 = 2の時、画像をデスクトップの中央にセットします。 |
-g | 画像の表示場所や大きさを指定します。指定の仕方は、標準的なgeometryオプションと同様です。(ただし、左上を指定する場合には0+0ではなく、+0+0としてください。) |
-h | テオアイズを起動するための書式やオプションを表示します。 |
-v | テオアイズのバージョンを表示します。 |