Samurai Graph では,ラベル,有意差シンボル,軸のブレイクシンボル,タイミング線,矩形,楕円形,矢印,線分を自由にグラフ上に配置できます.
メニューバーの
以下にある項目を利用することで追加が可能です.特に,ラベル,有意差シンボル,軸のブレイクシンボル,タイミング線については,ツールバーにある「
,有意差シンボル
,軸のブレイクシンボル
,タイミング線
)を利用することでシンボルを追加できます.
尚,ここに出て来る線分は矢印と本質的に同じもので,追加時に両端のシンボルが非表示に設定されているだけのものです.
項5. 「シンボルのプロパティを設定する」で解説しますが,プロパティダイアログでの設定によって,矢印と線分は全く同様に設定が可能です.
メニューバーの
以下より追加したいシンボルを選択します.あるいは,ツールバーの追加したいシンボルの「
ボタン」を押します.このとき,カーソルがクロスへアー形状
に変わります.
フィギュア上で,シンボルを配置したい場所をクリックします.
それぞれのシンボルにより,この後の動作が異なります.
クリックされた位置にテキストフィールドが表示されます.
テキストフィールドに文字列を入力します.何も文字が入力されなければ,ラベルは追加されません.
キーボードのリターンキーを押すか ウィンドウ内の他の領域をマウスでクリックすれば入力が確定され新しいラベルが追加されます.
マウスをフィギュアの矩形領域内に移動すると,マウスの位置から最も近い軸に向かって矢印が表示されます.
その状態でマウスをクリックすると,矢印で指示された軸の,矢印の先端の位置にタイミング線が追加されます.
追加したシンボルの表示位置を移動させるには,次のような操作を行います.
ラベル,軸のブレイクシンボル,タイミング線
シンボルをマウスで選択し,ドラッグすることにより移動させることができます.
有意差シンボル,矩形,楕円形,矢印,線分
シンボルをマウスで選択し,アンカーが表示されていない部分でマウスを押下して,そのままドラッグすることにより移動させることができます.
ラベルや有意差シンボルには,文字列要素が含まれており任意の文字列を設定できます.
ここでは,ラベルの文字列を編集する場合を例にあげ,その操作について解説します.有意差シンボルの文字列の場合についても,ラベルの文字列の場合と同様の方法で編集できます.
文字列の記述方法に関しては,項4. 「文字列の記述方法」を参照してください.
文字列の部分をクリックし,ラベルを選択します.
もう一度クリックすることにより,直接入力できるフォームがあらわれ,文字列の編集が可能になります.
文字列を編集します.
リターンキーを押すかウィンドウの異なる所をクリックしてフォーカスをはずすことにより変更が反映されます.
いくつかのシンボルは配置後にその形状をマウスの操作によって変形させることができます.
有意差シンボルの上をクリックすると,そのシンボルが選択されアンカーポイントが表示されます.
アンカーポイントをマウスでドラッグすることでシンボルを自由に変形させることができます.
各シンボルについて,線の色や幅・フォントなどの詳細な設定を施すには,シンボルのプロパティダイアログを用います.
シンボルのプロパティダイアログを表示させるには,シンボル上を右クリックしてメニューを表示し,
を選択します.各シンボルのプロパティについて設定できる項目は次の通りです.
ラベル
表示位置を参照する軸
文字列
表示位置
フォントの種類
フォントのスタイル
フォントのサイズ
フォントの色
表示角度
有意差シンボル
表示位置を参照する軸
表示位置
線の表示・非表示
線と文字列との間隔
線の幅
文字列
文字列のフォントの種類
文字列のフォントのスタイル
文字列のフォントのサイズ
文字列のフォントの色
軸のブレイクシンボル
表示位置を参照する軸
表示位置
シンボルの長さ
シンボル間の間隔
ゆがみ加減
角度
線の幅
軸の向き
線の色
シンボル間の色
タイミング線
表示位置を参照する軸
表示位置
線の種類(Solid, Broken, Dotted, Dashed, Double Dashed)
線の幅
線の色
矩形と楕円形
矩形と楕円形のプロパティダイアログには同じものを用います.
表示位置を参照する軸
表示位置
境界線の幅
境界線の種類(Solid, Broken, Dotted, Dashed, Double Dashed)
境界線の色
内部の透明・不透明
内部の色
矢印
矢印と線分は同じプロパティダイアログによって設定を行います.
表示位置を参照する軸
表示位置
線の幅
線の種類(Solid, Broken, Dotted, Dashed, Double Dashed)
先端のサイズ
色
先端のシンボルの種類(Arrow Head, Circle, Triangle, Inverted Triangle, Square, Diamond, Cross, No Symbol)
先端の矢印の開き・閉じ角度(先端が Arrow Head の場合のみ有効.閉じ角度には,開き角度よりも大きな値を設定する必要があります.)