FeliCa2Money マニュアル
はじめに
このツールは、PaSoRi を使って Edy などの電子マネーの履歴を読み取り、
Microsoft Money の電子明細(OFX形式ファイル)に変換するものです。
現バージョンでは、以下の電子マネーに対応しています。
- Edy
- Suica
- ICOCA
- PiTaPa
- PASMO
ただし、テストしたのは Edy / Suica だけです
必要環境
- USB ポートを備えた Windows PC : たぶん Windows Vista, XP, 2000 あたりなら問題なく動作します
- SONY 非接触 IC カードリーダー/ライター (PaSoRi)
- PaSoRi 基本ソフトウェア
- SFCPeep
SFCPeep は http://www014.upp.so-net.ne.jp/SFCardFan/ からダウンロードしてインストールしておいてください。
使用方法
初回のみ、「設定」を押して SFCPeep.exe のファイルを指定する必要があります。
デフォルトでは C:\Program Files\DENNO NET\SFCPeep\SFCPeep.exe にあります。
電子マネーを PaSoRi に置き、「取り込み」をクリックしてください。
自動的に読み取り、電子明細の生成が行われ、Microsoft Money が立ち上がります。
アンインストール
アンインストーラはついていないので、そのままファイルを削除してください。
レジストリも削除する場合は、\HKEY_CURENT_USER\Software\Takuya Murakami\FeliCa2Money 以下を
レジストリエディタで消してください。
制限事項
- Edy には使用履歴は最新6件までしか保存されていませんので、Money に取り込めるのも最新6件だけです。
- Suica には使用履歴が最新20件まで保存されていますが、FeliCa2Money で変換できるのは最新19件のみです。これは、Suica の各履歴には残高しか記録されておらず、取引額を前回残高との差分で計算するしかないためです。
ライセンス
Copyright (C) 2001-2007 Takuya Murakami, All Rights Reserved.
ライセンスは GPL に準じます。付属の LICENSE.TXT を参照してください。
ソースコードは Subversion で取得できます。
URL は http://svn.sourceforge.jp/svnroot/moneyimport/trunk/ です。
プロジェクトホームページは http://sourceforge.jp/projects/moneyimport/ にあります。
改版履歴
- 2007/03/17 : ver β1: 初版 (PASMO開始前日 :-)