SeamFramework.orgCommunity Documentation

第19章 Microsoft® Excel® スプレッドアプリケーション

19.1. Microsoft® Excel® スプレッドアプリケーションを利用する
19.2. 簡単なブックを作成する
19.3. workbook要素
19.4. worksheet要素
19.5. column要素
19.6. cell要素
19.6.1. validation要素
19.6.2. 書式マスク
19.7. formula要素
19.8. image要素
19.9. hyperlink要素
19.10. header要素とfooter要素
19.11. printArea要素とprintTitle要素
19.12. ワークシートコマンド要素
19.12.1. グルーピング
19.12.2. 改ページ要素
19.12.3. 結合要素
19.13. データテーブルへの出力
19.14. フォントとレイアウト
19.14.1. スタイルシートへのリンク
19.14.2. フォント
19.14.3. ボーダー
19.14.4. 背景
19.14.5. 列の設定
19.14.6. セルの設定
19.14.7. データテーブル出力
19.14.8. レイアウト例
19.14.9. 制限
19.15. 国際化
19.16. 関連リンクと詳細なドキュメント

Seamでは素晴らしいJExcelAPI ライブラリを通じて、Microsoft® Excel® スプレッドアプリケーションのスプレッドシートを作成することもできます。作成されたドキュメントはthe Microsoft® Excel® spreadsheet applicationの95、97、2000、XP、2003の各バージョンと互換性があります。現在のところは、ライブラリの機能の内、限定的にいくつかの機能が使えるのみですが、ライブラリで可能なすべてのことをSeamでも可能にすることが最終的な目標です。Seamで可能な操作、今のところ不可能な操作について詳しく知りたい場合は、JExcelAPIのドキュメントを参照して下さい。

Microsoft® Excel® スプレッドアプリケーションはjboss-seam-excel.jarによって提供されます。このJARは、Microsoft® Excel® スプレッドアプリケーションJSFコントロールを含み、ドキュメント出力のためのビューと、出力済みのドキュメントを保持するためのDocumentStoreコンポーネントを構築するために利用されます。Microsoft® Excel® スプレッドアプリケーションを有効にするためには、jboss-seam-excel.jarjxl.jarと共にWEB-INF/libへ配置し、web.xmlにDocumentStoreサーブレットの設定を行います。

Microsoft® Excel® スプレッドアプリケーションのためのSeamモジュールではビューテクノロジーとして Facelets を使用する必要があります。また、 seam-ui パッケージの使用も必要となります。

examples/excel プロジェクトには実行可能なMicrosoft® Excel® スプレッドアプリケーションのサンプルが含まれています。 サンプルを用いて、適切なデプロイメントや主要な機能を体験することができます。

Microsoft® Excel® スプレッドアプリケーションのスプレッドシートAPIのさまざまな機能を使用するためにモジュールをカスタマイズすることが簡単にできます。ExcelWorkbookインタフェースを実装し、それをcomponents.xmlに登録して下さい。


<excel:excelFactory>
   <property name="implementations">
      <key
>myExcelExporter</key>
      <value
>my.excel.exporter.ExcelExport</value>
   </property>
</excel:excelFactory
>
      

そして、excel名前空間をcomponentsタグに登録して下さい。


xmlns:excel="http://jboss.com/products/seam/excel"

あとは、myExcelExporterオブジェクトにUIWorkbook型を設定すると、作成した出力モジュールが使用されます。デフォルトは"jxl"ですが、"csv"を指定することによって、CSV出力を使用することもできます。

ドキュメントを.xls拡張子とともに出力するためのサーブレットの設定の仕方については項18.6. 「iText を設定する」を参照して下さい。

もし、IEで(特にhttpsで)、作成されたファイルを開いた際に問題が発生した場合は、ブラウザの制限が厳しすぎないか(http://www.nwnetworks.com/iezones.htm/を参照)、web.xmlでのセキュリティ制約が厳しすぎないか、またはその両方を確認して下さい。

シートを利用するための基本は簡単です。それは、使いなれた<h:dataTable>に似ており、ListSetMapArrayDataModelに結びつけることができます。



            <e:workbook xmlns:e="http://jboss.com/products/seam/excel">
               <e:worksheet>
                  <e:cell column="0" row="0" value="Hello world!"/>
               </e:worksheet>
            </e:workbook>
        
      

これはあまり使える例ではありません。もう少し一般的な例を見てみましょう。



            <e:workbook xmlns:e="http://jboss.com/products/seam/excel">
               <e:worksheet value="#{data}" var="item">
                  <e:column>
                     <e:cell value="#{item.value}"/>
                  </e:column>
               </e:worksheet>
            </e:workbook>
         
      

はじめに、一番外側にはworkbook要素を置きます。これは、箱の役割を果たし、なんの属性も持ちません。その子要素として、worksheet要素を置きます。worksheet要素は二つの属性を持ちます。value="#{data}"はデータを結びつけるためのEL式であり、var="item"は現在のアイテムの名前です。worksheet要素の中には、一つだけcolumn要素があり、その中にはcell要素があります。cell要素はデータの中の列挙されたアイテムの内、現在のアイテムを、最終的に結び付けます。

データをシートに出力するための手始めはこれですべてです。

workbook要素は、一番外側の要素であり、worksheet要素やスタイルシートのためのlink要素の親となります。

<e:workbook>

属性

  • type —出力に使用するモジュールの種類を定義します。値は文字列で、"jxl"か"csv"のどちらかになります。デフォルトは"jxl"です。

  • templateURI —ブックの基本となるテンプレートを指定します。値はURI文字列です。

  • arrayGrowSize —ブックを保存する際に割り当てられるメモリ量を増加させる際に使用する値です。アプリケーションサーバーの中に、小さなブックをたくさん読み込むプロセスが存在するような場合は、この値をデフォルトより下げる必要があるかもしれません。デフォルトは1メガバイトです。値はバイト値です。

  • autoFilterDisabled —オートフィルタリングを無効にするかどうかを設定します。値は論理値です。

  • cellValidationDisabled —セルのバリデーションを無効にするかどうかを設定します。値は論理値です。

  • characterSet —文字セットです。これは、スプレッドシートが読み込まれる時にのみ使用され、書き込まれる時には影響ありません。値は文字セットを表す文字列です。

  • drawingsDisabled —図を無効にするかどうかを設定します。値は論理値です。

  • excelDisplayLanguage —作成されたファイルが表示される際に使用される言語です。値は文字列です(ISO3166の国コードを示す二文字)。

  • excelRegionalSettings —作成されたファイルが表示される際に使用される地域情報です。値は文字列です(ISO3166の国コードを示す二文字)。

  • formulaAdjust —数式を補正するかどうかを設定します。値は論理値です。

  • gcDisabled —ガベージコレクションを無効にするかどうかを設定します。値は論理値です。

  • ignoreBlanks —空白を無視するかどうかを設定します。値は論理値です。

  • initialFileSize —シートが読み込まれた際に、ブックを保存するために割り当てられるメモリ量の初期値です。アプリケーションサーバーの中に、小さなブックをたくさん読み込むプロセスが存在するような場合は、この値をデフォルトより下げる必要があるかもしれません。デフォルトは5メガバイトです。値はバイト値です。

  • locale —JExcelApiがスプレッドシートを作成する際に使用するロケールです。この値を設定することは、作成されたファイルの言語や地域情報自体には影響ありません。値は文字列です。

  • mergedCellCheckingDisabled —結合されたセルのチェックを無効にするかどうかを設定します。値は論理値です。

  • namesDisabled —名前の操作を無効にします。値は論理値です。

  • propertySets —ブックをコピーする際に、すべてのプロパティ(マクロのようなものも含めて)をコピー先で有効にするかどうかを設定します。この値を変更しないと、JXLプロセスがより多くのメモリを消費する結果になります。値は論理値です。

  • rationalization —シートを書き出す際にセルの書式を合理化するかどうかを設定します。値は論理値です。デフォルトはtrueです。

  • supressWarnings —警告を抑えるかどうかを設定します。バージョン2.4でのロギングの変さらにより、この値はJVMを通じた警告の振る舞いを設定することになります(使用しているロガーの種類に依存します)。値は論理値です。

  • temporaryFileDuringWriteDirectory useTemporaryFileDuringWriteの値によっては、テンポラリファイルが作成されるディレクトリを設定します。この値がNULLの場合は、システムのテンポラリディレクトリが使用されます。値は文字列です(テンポラリファイルが作成されるディレクトリ)。

  • useTemporaryFileDuringWrite —ブックが作成される際にテンポラリファイルを使用するかどうかを設定します。設定されていない場合は、ブックはすべてメモリに展開されます。このフラグを設定する際には、メモリとパフォーマンスのトレードオフを検討する必要があります。値は論理値です。

  • workbookProtected —ブックを保護するかどうかを設定します。値は論理値です。

  • filename —ダウンロードの際に使用されるファイル名です。値は文字列です。もしDocumentServletをなんらかのパターンにマッピングしている場合は、このファイル名の拡張子もそれにマッチしなければならない点に注意して下さい。

  • exportKey —データをDocumentDataオブジェクトの中に、イベントスコープにて格納する際に使われるキーです。これが使われた場合、リダイレクトは起こりません。

子要素

ファセット

  • なし



            <e:workbook>
               <e:worksheet>
                  <e:cell value="Hello World" row="0" column="0"/>
               </e:worksheet>
            <e:workbook>
         
      

これは、一つシートを持ち、そのA1セルに挨拶が書かれたブックを定義します。

worksheet要素はworkbook要素の子要素であり、column要素やワークシートコマンドの親要素です。worksheet要素はセルや式や画像やハイパーリンクなどの表示要素を含み、workbook要素を構成するページに相当します。

<e:worksheet>

  • value —データを結びつけるためのEL式です。値は文字列です。式が表すオブジェクトは、Iterableとして扱われます。もし、オブジェクトがMapである場合、列挙は、entrySet()が返却するMap.Entryのオブジェクトに対して行われるため、通常は.keyや.valueといった表現を式に付け加えることで、Mapのキーや値を参照する必要がある点に注意して下さい。

  • var —現在の行のための変数名で、後にcell要素のvalue属性で参照されます。値は文字列です。

  • name —ワークシートの名前です。値は文字列です。デフォルトはSheet#になります。#はワークシートの通し番号が入ります。与えられたワークシート名が既に存在する場合は、存在するワークシートが選択されます。これは、いくつかのデータ集合を一つのワークシートにマージする際に使われる場合があり、このような場合にそれらのデータ集合に同じワークシート名を指定するだけで、実現できます(この場合、startRowstartColを使って、データの位置がかぶらないようにします)。

  • startRow —データの表示が開始される行を定義します。値は数値です。データを左上の隅以外の場所に表示する場合に使われます(特に複数のデータ集合を一つのワークシートに表示させる場合に有効です)。デフォルトは0です。

  • startColumn —データの表示が開始される列を定義します。値は数値です。データを左上の隅以外の場所に表示する場合に使われます(特に複数のデータ集合を一つのワークシートに表示させる場合に有効です)。デフォルトは0です。

  • automaticFormulaCalculation —式の自動計算を行うかどうかを設定します。値は論理値です。

  • bottomMargin —下マージンです。値は数値です(単位はインチ)。

  • copies —複製の数です。値は数値です。

  • defaultColumnWidth —セルの列幅のデフォルトです。値は数値です(単位は文字数で、値は256倍になります)。

  • defaultRowHeight —セルの行高のデフォルトです。値は数値です(単位はポイントで、値は1/20になります)。

  • displayZeroValues —0を表示するかしないかを設定します。値は論理値です。

  • fitHeight —シートが印刷される際の縦方向のページ数です。値は数値です。

  • fitToPages —印刷を指定されたページ数丁度にあわせるかどうかを設定します。値は論理値です。

  • fitWidth —シートが印刷される際の横方向のページ数です。値は数値です。

  • footerMargin —印刷の際のそれぞれのページフッターのマージンです。値は数値です(単位はインチ)。

  • headerMargin —印刷の際のそれぞれのページヘッダーのマージンです。値は数値です(単位はインチ)。

  • hidden —ワークシートを非表示にするかどうかを設定します。値は論理値です。

  • horizontalCentre —ワークシートを水平方向にセンタリングするかどうかを設定します。値は論理値です。

  • horizontalFreeze —水平方向にウィンドウ枠を固定するための列を指定します。値は数値です。

  • horizontalPrintResolution —水平方向の印刷解像度です。値は数値です。

  • leftMargin —左マージンです。値は数値です(単位はインチ)。

  • normalMagnification —標準表示の拡大率(ズーム倍率や印刷倍率ではなく)です。値は数値です(単位はパーセント)。

  • orientation —印刷の向きです。値は文字列で、"landscape"(横向き)、あるいは"portrait"(縦向き)です。

  • pageBreakPreviewMagnification —改ページプレビュー表示の拡大率(ズームや倍率を設定した状態ではなく)です。値は数値です(単位はパーセント)。

  • pageBreakPreviewMode —改ページプレビュー表示を行うかどうかを設定します。値は論理値です。

  • pageStart —印刷を開始するページです。値は数値です。

  • paperSize —シートを印刷する際の用紙サイズです。値は文字列で、"a4"、"a3"、"letter"、"legal"あるいはその他です( jxl.format.PaperSize を参照して下さい)。

  • password —シートのパスワードです。値は文字列です。

  • passwordHash —パスワードのハッシュです。シートが複製される時のみに使われます。値は文字列です。

  • printGridLines —枠線を印刷するかどうかを設定します。値は論理値です。

  • printHeaders —ヘッダーを印刷するかどうかを設定します。値は論理値です。

  • sheetProtected —シートを保護(読み取り専用)するかどうかを設定します。値は論理値です。

  • recalculateFormulasBeforeSave —シートが保存される際に式を再計算するかどうかを設定します。値は論理値です。

  • rightMargin —右マージンです。値は数値です(単位はインチ)。

  • scaleFactor —シートの印刷倍率です。値は数値です(単位はパーセント)。

  • selected —ブックが開かれた際に、シートが選択されるかどうかを設定します。値は論理値です。

  • showGridLines —枠線を表示するかどうかを設定します。値は論理値です。

  • topMargin —上マージンです。値は数値です(単位はインチ)。

  • verticalCentre —ワークシートを垂直方向にセンタリングするかどうかを設定します。値は論理値です。

  • verticalFreeze —垂直方向にウィンドウ枠を固定するための行を指定します。値は数値です。

  • verticalPrintResolution —垂直方向の印刷解像度です。値は数値です。

  • zoomFactor —ズーム倍率です。ズーム倍率(スクリーン表示時の倍率)と印刷倍率(印刷時の倍率)を混同しないようにして下さい。値は数値です(単位はパーセント)。

子要素

ファセット

  • header—データ領域の一番上に表示され、列ヘッダー(もしあれば)の上に表示されるコンテンツです。

  • footer—データ領域の一番下に表示され、列フッター(もしあれば)の下に表示されるコンテンツです。



            <e:workbook>
               <e:worksheet name="foo" startColumn="1" startRow="1">
                      <e:column value="#{personList}" var="person">
                         <f:facet name="header">
                            <e:cell value="Last name"/>
                         </f:facet>
                     <e:cell value="#{person.lastName}"/>
                  </e:column>
               </e:worksheet>
            <e:workbook>
         
      

これはB2セルから表示が開始される、"foo"という名前のワークシートを定義します。

column要素は、worksheet要素の子要素で、cell要素、image要素、formula要素、hyperlink要素の親要素です。これらはワークシートのデータ列挙を制御するためのタグになります。書式の制御については項19.14.5. 「列の設定」を参照して下さい。

<e:column>

属性

  • なし

子要素

ファセット

  • header —このファセットは一つの<e:cell>あるいは<e:formula>あるいは<e:image>あるいは<e:hyperLink>を含み、列ヘッダーとして使用されます。

  • footer —このファセットは一つの<e:cell>あるいは<e:formula>あるいは<e:image>あるいは<e:hyperLink>を含み、列フッターとして使用されます。



            <e:workbook>
                   <e:worksheet>
                      <e:column value="#{personList}" var="person">
                         <f:facet name="header">
                            <e:cell value="Last name"/>
                         </f:facet>
                         <e:cell value="#{person.lastName}"/>
                      </e:column>
                   </e:worksheet>
            <e:workbook>
         
      

これは、ヘッダーと値の列挙からなる列を定義します。

cell要素は、column要素の中(値の列挙のため)、あるいはworksheet要素の中(column属性とrow属性を用いた直接的な配置のため)に置かれ、値の出力する役割を担います(通常データテーブルのvar属性を含むEL式を通じて出力されます)。 ???

<e:cell>

属性

  • column —セルが配置される列です。デフォルトは内部カウンタの値になります。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • row —セルが配置される行です。デフォルトは内部カウンタの値になります。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • value —表示される値です。通常保持するデータテーブルのvar属性を参照するEL式です。値は文字列です。

  • comment —セルに付加されるコメントです。値は文字列です。

  • commentHeight —コメントの高さです。値は数値です(単位はピクセル)。

  • commentWidth —コメントの幅です。値は数値です(単位はピクセル)。

子要素

ファセット

  • なし



            <e:workbook>
               <e:worksheet
>         
                  <e:column value="#{personList}" var="person">
                     <f:facet name="header">
                            <e:cell value="Last name"/>
                         </f:facet>
                         <e:cell value="#{person.lastName}"/>
                      </e:column>
               </e:worksheet>
            </e:workbook
>     
         
      

これは、ヘッダーと値の列挙からなる列を定義します。

validation要素はcell要素かformula要素の中に置かれます。validation要素は、セルの値に制約を付加します。

<e:numericValidation>

属性

  • value —バリデーションのための値(場合によってはバリデーションのための値の下限)です。値は数値です。

  • value2 —バリデーションのための値の上限(場合によって必要)です。値は数値です。

  • condition —バリデーション条件です。値は文字列です。

    • "equal" - セルの値はvalue属性で指定された値と等しい必要があります。

    • "greater_equal" - セルの値はvalue属性で指定された値より大きい、もしくは等しい必要があります。

    • "less_equal" - セルの値はvalue属性で指定された値より小さい、もしくは等しい必要があります。

    • "less_than" - セルの値はvalue属性で指定された値より小さい必要があります。

    • "not_equal" - セルの値はvalue属性で指定された値とひとしくない必要があります。

    • "between" - セルの値はvalue属性で指定された値とvalue2で指定された値の間の値である必要があります。

    • "not_between" - セルの値はvalue属性で指定された値とvalue2で指定された値の間の値でない必要があります。

子要素

  • なし

ファセット

  • なし



               <e:workbook>
                  <e:worksheet>
                     <e:column value="#{personList}" var="person"
>                   
                        <e:cell value="#{person.age">
                           <e:numericValidation condition="between" value="4" 
                              value2="18"/>
                        </e:cell>
                     </e:column>
                  </e:worksheet>
               </e:workbook
>            
            
         

これは、値が4と18の間の値でなければならないというバリデーション条件をセルに付加します。

<e:rangeValidation>

属性

  • startColumn —バリデーションのための値の範囲を示すための開始列です。値は数値です。

  • startRow —バリデーションのための値の範囲を示すための開始行です。値は数値です。

  • endColumn —バリデーションのための値の範囲を示すための終了列です。値は数値です。

  • endRow —バリデーションのための値の範囲を示すための終了行です。値は数値です。

子要素

  • なし

ファセット

  • なし



               <e:workbook>
                  <e:worksheet>
                     <e:column value="#{personList}" var="person"
>                   
                            <e:cell value="#{person.position">
                           <e:rangeValidation startColumn="0" startRow="0" 
                              endColumn="0" endRow="10"/>
                        </e:cell>
                     </e:column>
                  </e:worksheet>
               </e:workbook
>            
            
         

これは、値がA1:A10の範囲にある値のどれかでなければならないというバリデーション条件をセルに付加します。

<e:listValidation>

属性

  • なし

子要素

  • 0個以上のlistValidationItem要素

ファセット

  • なし

e:listValidation要素は、複数のe:listValidationItem要素を保持するための、ただの入れ物です。

<e:listValidationItem>

属性

  • value —バリデーションのための値です。

子要素

  • なし

ファセット

  • なし



               <e:workbook>
                  <e:worksheet>
                     <e:column value="#{personList}" var="person"
>            
                        <e:cell value="#{person.position">
                           <e:listValidation>
                              <e:listValidationItem value="manager"/>
                              <e:listValidationItem value="employee"/>
                           </e:listValidation>
                        </e:cell>
                     </e:column>
                  </e:worksheet>
               </e:workbook
>              
            
         

これは、セルの値が"manager"もしくは"employee"でなければならないというバリデーション条件をセルに付加します。

書式マスクはcell要素、あるいはformula要素の属性によって定義されます。書式マスクには二つの種類があり、一つは数値マスク、一つは日付マスクです。

書式マスクがあった場合、まずそれが組み込みの形式であるかどうかがチェックされます。組み込みの形式は例えば、"format1"や"accounting_float"のようなものです( jxl.write.NumberFormats を参照して下さい。)

マスクがリストになかった場合は、カスタムマスクとして扱われます( java.text.DecimalFormat を参照下さい)。例えば"0.00"であったり、自動的に一番近いものに変換された書式が採用されます。

書式マスクがあった場合、まずそれが組み込みの形式であるかどうかがチェックされます。組み込みの形式は例えば、"format1"や"format2"のようなものです( jxl.write.DecimalFormats を参照して下さい)。

マスクがリストになかった場合は、カスタムマスクとして扱われます( java.text.DateFormat を参照して下さい)。例えば"dd.MM.yyyy"であったり、自動的に一番近いものに変換された書式が採用されます。

formula要素は、column要素の中(値の列挙のため)、あるいはworksheet要素の中(column属性とrow属性を用いた直接的な配置のため)に置かれ、ある範囲のセル値の計算や関数の適用を行います。formula要素は本質的にセルなので、利用可能な属性を見るためには項19.6. 「cell要素」を参照して下さい。formula要素は、テンプレートにも適用することができ、通常のセルと同様、独自のフォントなどの定義を持つこともできることに注意して下さい。

セルの式は、value属性の中に、通常のMicrosoft® Excel® スプレッドアプリケーションと同じ書き方で記述します。複数のシートを横断する式を使用する場合は、その式が参照される前に、その式に登場するワークシートが存在しなければならないことに注意して下さい。値は文字列です。



            <e:workbook>
               <e:worksheet name="fooSheet">
                  <e:cell column="0" row="0" value="1"/>
               </e:worksheet>
               <e:worksheet name="barSheet">
                  <e:cell column="0" row="0" value="2"/>
                  <e:formula column="0" row="1" 
                     value="fooSheet!A1+barSheet1!A1">
                     <e:font fontSize="12"/>
                  </e:formula>
               </e:worksheet>
            </e:workbook
>         
         
      

これは、BarSheetのB1セルに、FooSheetとBarSheetのA1セル同士を加算する式を定義します。

image要素は、column要素の中(値の列挙のため)、あるいはworksheet要素の中(startColumn/startRow属性とrowSpan/columnSpan属性を用いた直接的な配置のため)に置かれます。spanはオプションであり、省略された場合は、画像はリサイズされずに挿入されます。

<e:image>

属性

  • startColumn —画像を表示させる開始列です。デフォルトは、内部カウンタの値です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • startRow —画像を表示させる開始行です。デフォルトは内部カウンタの値です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • columnSpan —画像領域の列幅です。デフォルトは画像の幅です。値は浮動小数点数です。

  • rowSpan —画像領域の行高です。デフォルトは画像の高さです。値は浮動小数点数です。

  • URI —画像のURIです。値は文字列です。

子要素

  • なし

ファセット

  • なし



            <e:workbook>
               <e:worksheet>
                  <e:image startRow="0" startColumn="0" rowSpan="4" 
                     columnSpan="4" URI="http://foo.org/logo.jpg"/>
               </e:worksheet>
            </e:workbook
>           
         
      

これは、与えられたURIの画像をA1:E5の領域に表示します。

hyperlink要素は、column要素の中(値の列挙のため)、あるいはworksheet要素の中(startColumn/startRow属性とendColumn/endRow属性を用いた直接的な配置のため)に置かれます。これらは、URIに対するリンクを追加します。

<e:hyperlink>

属性

  • startColumn —リンクを表示させる開始列です。デフォルトは、内部カウンタの値です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • startRow —リンクを表示させる開始行です。デフォルトは内部カウンタの値です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • endColumn —リンクを表示させる終了列です。デフォルトは内部カウンタの値です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • endRow —リンクを表示させる終了行です。デフォルトは内部カウンタの値です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • URL —リンク先URLです。値は文字列です。

  • description —リンクとして表示するメッセージです。値は文字列です。

子要素

  • なし

ファセット

  • なし



            <e:workbook>
               <e:worksheet>
                  <e:hyperLink startRow="0" startColumn="0" endRow="4" 
                     endColumn="4" URL="http://seamframework.org" 
                     description="The Seam Framework"/>
               </e:worksheet>
            </e:workbook
>          
         
      

これは、seamframework.orgのページを指すメッセージ付きリンクを、A1:E5の領域に表示します。

header要素とfooter要素はworksheet要素の子要素であり、facet要素を含み、facet要素は、コマンドの埋め込まれた文字列を含みます。文字列は構文解析され、コマンドの結果を含んだ文字列として表示されます。

<e:header>

属性

  • なし

子要素

  • なし

ファセット

  • left —左ヘッダー/フッターの内容です。

  • center —中央ヘッダー/フッターの内容です。

  • right —右ヘッダー/フッターの内容です。

<e:footer>

属性

  • なし

子要素

  • なし

ファセット

  • left —左ヘッダー/フッターの内容です。

  • center —中央ヘッダー/フッターの内容です。

  • right —右ヘッダー/フッターの内容です。

facet要素の内容には、以下のように#で区切られたさまざまなコマンドを含めることができます。

#date#

現在の日付を挿入します。

#page_number#

現在のページを挿入します。

#time#

現在の時刻を挿入します。

#total_pages#

総ページ数を挿入します。

#worksheet_name#

シート名を挿入します。

#workbook_name#

ブック名を挿入します。

#bold#

強調文字に切り替えます。次の#bold#まで有効となります。

#italics#

斜体文字に切り替えます。次の#italic#まで有効となります。

#underline#

下線を引きます。次の#underline#まで有効となります。

#double_underline#

二重下線を引きます。次の#double_underline#まで有効となります。

#outline#

アウトラインフォントに切り替えます。次の#outline#まで有効となります。

#shadow#

影付き文字に切り替えます。次の#shadow#まで有効となります。

#strikethrough#

取り消し線を引きます。次の#strikethrough#まで有効となります。

#subscript#

下付き文字に切り替えます。次の#subscript#まで有効となります。

#superscript#

上付き文字に切り替えます。次の#superscript#まで有効となります。

#superscript#

フォント名を設定します。#font_name=Verdana#のように設定します。

#font_size#

フォントサイズを設定します。#font_size=12#のように設定します。



            <e:workbook>
               <e:worksheet
>         
                  <e:header>
                     <f:facet name="left">
                        This document was made on #date# and has #total_pages# pages
                     </f:facet>
                     <f:facet name="right">
                        #time#
                     </f:facet>
                  </e:header>
               <e:worksheet>
            </e:workbook>
         
      

printArea要素とprintTitle要素はワークシートやワークシートテンプレートの子要素であり、印刷範囲や印刷タイトルを設定します。

<e:printArea>

属性

  • firstColumn —印刷範囲の左上角の列です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • firstRow —印刷範囲の左上角の行です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • lastColumn —印刷範囲の右下角の列です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • lastRow —印刷範囲の右下角の行です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

子要素

  • なし

ファセット

  • なし



            <e:workbook>
               <e:worksheet
>            
                  <e:printTitles firstRow="0" firstColumn="0" 
                     lastRow="0" lastColumn="9"/>
                  <e:printArea firstRow="1" firstColumn="0" 
                     lastRow="9" lastColumn="9"/>
               </e:worksheet>
            </e:workbook>
         
      

これは、A1:A10の領域を印刷タイトルとし、B2:J10の領域を印刷範囲とします。

ワークシートコマンド要素はworkbook要素の子要素であり、通常一回だけ実行されます。

行や列のグルーピングを行います。

<e:groupRows>

属性

  • startRow —グルーピングの範囲の開始行です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • endRow —グルーピングの範囲の終了行です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • collapse —初期状態で、グルーピングの範囲を折りたたむかどうかを設定します。値は論理値です。

子要素

  • なし

ファセット

  • なし

<e:groupColumns>

属性

  • startColumn —グルーピングの範囲の開始列です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • endColumn —グルーピングの範囲の終了列です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • collapse —初期状態で、グルーピングの範囲を折りたたむかどうかを設定します。値は論理値です。

子要素

  • なし

ファセット

  • なし



               <e:workbook>
                  <e:worksheet
>            
                     <e:groupRows startRow="4" endRow="9" collapse="true"/>
                     <e:groupColumns startColumn="0" endColumn="9" collapse="false"/>
                  </e:worksheet>
               </e:workbook>
            
         

これは、5行目から10行目まで、5列目から10列目までの範囲をグルーピングし、初期状態で行を折りたたみます(列は折りたたみません)。

セルを結合します。

<e:mergeCells>

属性

  • startRow —セルを結合する範囲の開始行です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • startColumn —セルを結合する範囲の開始列です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • endRow —セルを結合する範囲の終了行です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

  • endColumn —セルを結合する範囲の終了列です。値は数値です。値は0から始まることに注意して下さい。

子要素

  • なし

ファセット

  • なし



               <e:workbook>
                  <e:worksheet>
                     <e:mergeCells startRow="0" startColumn="0" endRow="9" endColumn="9"/>
                  </e:worksheet>
               </e:workbook
>            
            
         

これは、A1:J10の範囲のセルを結合します。

もし、専用のXHMLドキュメントを作成する代わりに、既存のJSFデータテーブルを出力したい場合は、org.jboss.seam.excel.excelExporter.exportコンポーネントを使い、データテーブルのIDをSeamのEL式として渡すことで、簡単に実現することができます。このようなテーブルがあり、



            <h:form id="theForm">
               <h:dataTable id="theDataTable" value="#{personList.personList}" 
                  var="person">
                  ...
               </h:dataTable>
            </h:form>
            
      

これをMicrosoft® Excel®のスプレッドシートとして表示させたい場合は、



            <h:commandLink 
               value="Export" 
               action="#{excelExporter.export('theForm:theDataTable')}"
            />
         
      

のように、フォームの中に記述します。もちろん、ボタンや、s:linkやその他の手段によって、出力を実行することもできます。データテーブルの中に専用の出力用のタグを記述できるようにする計画もあり、そうするとデータテーブルのIDを渡さなくても済むようになります。

フォーマット処理については項19.14. 「フォントとレイアウト」を参照して下さい。

CSS風のスタイル属性とタグ属性を組み合わせて、出力の見た目を制御することができます。最も汎用的なもの(font、border、backgroundなど)はCSSで記述でき、そうでないものはタグ属性で記述できます。

CSS属性は、styleClassで指定されるCSSクラスのタグの中で、親クラスから子クラスへと波及し、適用されます。CSS属性は、最終的にはstyle属性によって定義されます。それらは、ほぼどこにでも配置することができますが、たとえば列幅をその列の中のあるセルにおいて設定するようなことはできません。

もし、書式マスクやフォントを指定する際に、スペースやセミコロンなどの特殊な文字を使用する場合は、xls-format-mask:'$;$'のように、CSS文字列をシングルクォーテーションで囲むことによってエスケープすることができます。

以下のXLS-CSS属性のグループは、フォントとその属性を定義します。

xls-font-family

フォント名です。フォントがOSによってサポートされていることを確認して下さい。

xls-font-size

フォントサイズです。値は数値です。

xls-font-color

フォントの色です( jxl.format.Colour を参照して下さい)。

xls-font-bold

フォントを強調文字にするかどうかを設定します。"true"もしくは"false"を設定して下さい。

xls-font-italic

フォントを斜体文字にするかどうかを設定します。"true"もしくは"false"を設定して下さい。

xls-font-script-style

フォントの上付きや下付きを設定します( jxl.format.ScriptStyle を参照して下さい。)

xls-font-underline-style

フォントの下線を設定します( jxl.format.UnderlineStyle を参照して下さい)。

xls-font-struck-out

フォントに取り消し線をつけるかどうかを設定します。"true"もしくは"false"を設定して下さい。

xls-font

すべてのフォント設定を略記で行います。フォント名は'Times New Roman'のようにスペース区切りにして、記述の一番最後に置きます。"italic"や"bold"や"struckout"などを使用することができます。

Example style="xls-font: red bold italic 22 Verdana"

以下のXLS-CSS属性のグループは、セルのボーダーを定義します。

xls-border-left-color

セルの左ボーダーの色です( jxl.format.Colour を参照して下さい)。

xls-border-left-line-style

セルの左ボーダーのスタイルです( jxl.format.LineStyle を参照して下さい)。

xls-border-left

セルの左ボーダーの色とスタイルの設定を略記で行います。例えばstyle="xls-border-left: thick red"のようになります。

xls-border-top-color

セルの上ボーダーの色です( jxl.format.Colour を参照して下さい)。

xls-border-top-line-style

セルの上ボーダーのスタイルです( jxl.format.LineStyle を参照して下さい)。

xls-border-top

セルの上ボーダーの色とスタイルの設定を略記で行います。例えばstyle="xls-border-top: thick red"のようになります。

xls-border-right-color

セルの右ボーダーの色です( jxl.format.Colour を参照して下さい)。

xls-border-right-line-style

セルの右ボーダーのスタイルです( jxl.format.LineStyle を参照して下さい)。

xls-border-right

セルの右ボーダーの色とスタイルの設定を略記で行います。例えばstyle="xls-border-right: thick red"のようになります。

xls-border-bottom-color

セルの下ボーダーの色です( jxl.format.Colour を参照して下さい)。

xls-border-bottom-line-style

セルの下ボーダーのスタイルです( jxl.format.LineStyle を参照して下さい)。

xls-border-bottom

セルの下ボーダーの色とスタイルの設定を略記で行います。例えばstyle="xls-border-bottom: thick red"のようになります。

xls-border

セルの上下左右のボーダーの色とスタイルの設定を略記で行います。例えばstyle="xls-border: thick red"のようになります。

以下のXLS-CSS属性のグループは、セルの背景を定義します。

xls-background-color

背景の色です( jxl.format.LineStyle )を参照して下さい。

xls-background-pattern

背景のパターンです( jxl.format.Pattern を参照して下さい)。

xls-background

背景の色とパターンの設定を略記で行います。記述のルールについては上を参照して下さい。

以下のXLS-CSS属性のグループは、列幅等を定義します。

xls-column-width

列幅です。最初は大きめの値(5000まで)を使って下さい。XHTMLモードで使用され、e:columnタグで適用されます。

xls-column-widths

列幅です。最初は大きめの値(5000まで)を使って下さい。データテーブルの出力時に使用され、データテーブルのスタイル属性で適用されます。数値、あるいは、元の設定を有効にするためには"*"を指定して下さい。

Example style="xls-column-widths: 5000, 5000, *, 10000"

xls-column-autosize

列幅の自動調整を行うかどうかを設定します。"true"もしくは"false"を設定して下さい。

xls-column-hidden

列を非表示にするかどうかを設定します。"true"もしくは"false"を設定して下さい。

xls-column-export

列を出力時に表示するかどうかを設定します。"true"もしくは"false"を設定して下さい。デフォルトはtrueです。

以下のXLS-CSS属性のグループは、セルのプロパティを定義します。

xls-alignment

セル値の水平方向の配置を設定します( jxl.format.Alignment を参照して下さい)。

xls-force-type

セルのデータ型を強制します。値は文字列で、"general"、"number"、"text"、"date"、"formula"、"bool"のどれかです。データ型は自動的に検出されるので、この属性を使うことはまれです。

xls-format-mask

セルの書式マスクを設定します。項19.6.2. 「書式マスク」を参照して下さい。 項19.6.2. 「書式マスク」

xls-indentation

セル値のインデントを設定します。値は数値です。

xls-locked

セルをロックするかどうかを設定します。ブックレベルでのロックとともに使用します。"true"もしくは"false"を設定して下さい。

xls-orientation

セル値の方向を設定します( jxl.format.Orientation を参照して下さい)。

xls-vertical-alignment

セル値の垂直方向の配置を設定します( jxl.format.VerticalAlignment を参照して下さい)。

xls-shrink-to-fit

セル値をセルに合わせて縮小するかどうかを設定します。"true"もしくは"false"を設定して下さい。

xls-wrap

セル値を折り返すかどうかを設定します。"true"もしくは"false"を設定して下さい。

このライブラリには、メッセージ国際化のためのリソースバンドルのキーが二つだけ存在します。二つとも、不正なデータ形式に対するエラーメッセージであり、二つとも、引数を一つ取ります(不正なデータの内容)。

Microsoft® Excel® スプレッドアプリケーションのコア機能は、素晴らしいJExcelAPIライブラリに基づいており、そのほとんどの特徴や制限を、そのまま引き継いでいます。JExcelAPIライブラリに関する情報はhttp://jexcelapi.sourceforge.net/で見つけることができます。

フォーラムやメーリングリストに参加する場合は、そこでの参加者がSeamやライブラリの使い方に関するすべてを知っているわけではないということ、また、そこでのすべての問題はJBoss Seam JIRAの"excel"モジュール以下にもレポート済みであるということを気にとめておいて下さい。